待機児童、どうやって解決したらいいんだろう…
記事を書くのに日にちが空いてしまった気がします。
待機児童について書こうと思って2,3日経ってしまったので、さすがに書きます笑
僕が父親になるよりかなり前から、待機児童問題はマスコミに取り上げられていました。
以前より、教育・福祉の分野に強い問題意識を持っていたこともあり、待機児童問題をどうにかできないのかなあと考えていました。
そして、特に父親になって(または妊娠が発覚して)からは、
今まで以上に、自分の身近にある問題だと思って、保育園の仕組みや幼少教育などを調べたり、解決方法を考えたりしていました。
結論からいうと、まだ画期的な解決方法はわからないです。
しかし、このブログを読んだ方に少しでも参考になれば、あるいは、なにか具体的に困っている方々の不満や意見をコメントしていただければ、と思い、記事にしようと思いました。
まず待機児童とは、認可・認証保育園に入所させたくても、定員などの理由から入所できない児童のことです。特に都心部では待機児童が多く、その上、待機児童をゼロにしたとしても、認可・認証保育園に入所できるなら入れたいという潜在待機児童もたくさんいます。
しかし、もし保育園が足りなかったとしても、行政がたくさん作ればいいような気がしますよね?
しかし、それができないからいつまでも解決されないのです。
待機児童問題が深刻化している理由は、そこにもあります。
待機児童問題の具体的な問題点は、
①保育園を建てる土地がない(地価が高い・近隣住民に反対される)
②保育園経営は利益が出ない
③保育士の待遇が悪く、慢性的な職離れ傾向にある
④無認可保育園やベビーシッターは料金が高い
などが挙げられます。
行政が保育園増設を推進しようにも、土地が足りない…
企業が保育事業をしようにも、利益が出ない…
保育士を増やそうにも、保育園の経営すら財政的に厳しい…
保育園以外に預けようにも、高すぎて払えない…
このような状態なので、
困っている家庭がたくさんある(特に低所得層)のに、
ほとんどの人が手を差し伸べることができない
という最悪の事態に陥っているのだと思います。
しかし、中には待機児童問題の解決方法を提案しているサービスもあって、
①低料金シッター派遣サービス
②小規模保育
といったサービスもありました。
低料金でのシッター派遣については、詳しく調べると、最低料金が¥1,000/hでした。
この条件で週に5日×7時間預けるとしても、月に16万円かかります。
無認可保育園の月謝は、都内でだいたい10~15万円程度といわれています。
比較すると、所得に余裕があるが働きたい方にとっては、送迎が不要で良いのかもしれませんが、所得が低くて共働きをせざるを得ない家庭にとっては高額と言わざるを得ません。企業のサービスでは、高額になるのは仕方のないことなんでしょうか。
小規模保育とは、一般的な保育園とは異なり、児童十数名だけをビルなどで預かる、文字どおりのサービスです。これだとできる場所が増えるので良さそうですが、やはり利益が出ないところが難点でしょうか。あとは、待機児童問題をこれで解決するには、どのみちかなりの小規模保育園がないと難しそうです。さらに、預け親としては高額な料金設定は厳しいと思われます。
以上のことから、今のところ解決する方法は見つかっていないようです。
では、どうしたら解決できるのでしょうか。
個人的な見解を、次の更新で書いていきたいと思います!
どんな意見や感想でも良いので、コメントお待ちしています!
特に実際に待機児童問題に困っている方などの意見がいただけると嬉しいです。